日本・サウジアラビア外交関係樹立70周年記念事業:中村隼人主演、歌舞伎・和太鼓・津軽三味線サウジアラビア特別公演
本公演では、日本を代表する伝統芸能の粋をサウジアラビアの皆様に直接お届けし、多様な文化が響き合う特別な一週間となりました。客席からは世代や国籍を超えた大きな共感と熱気が寄せられ、日本とサウジアラビアの文化交流が新たな段階へと進む手応えが感じられました。
本事業は、両国が共有する文化的好奇心と相互尊重の精神を鮮明に示すものであり、芸術を通じて築かれる国際的な結びつきの力強さを改めて証明しました。
リヤド日本祭りの歌舞伎公演ダイジェスト映像はこちら。
ディルイーヤ特別公演の本編はこちら。
第5回リヤド日本祭り公演(10月31日~11月1日 共催:リヤド市王立委員会)
10月31日、11月1日の「第5回リヤド日本祭り」において、歌舞伎俳優の中村隼人氏が隈取り実演と『石橋(しゃっきょう)』の獅子の舞を披露しました。また、音間大誠氏・石井ひかる氏による和太鼓、二代目佐々木光儀氏による津軽三味線の演奏も行われ、来場者の皆さまは日本の伝統芸能の迫力と美しさを堪能しました。
11月1日には隈取りメイクアップ・ワークショップも開催し、多くの参加者が歌舞伎の世界を体験しました。二日間で3,000人を超える来場者を迎え、日本の歌舞伎俳優による史上初のサウジ公演が実現しました。
本公演ダイジェスト映像はこちらから。ディルイーヤ特別公演(11月3日 共催:ディルイーヤ開発庁)
主賓として ワリード・アル=ホレイジーサウジ外務副大臣(Waleed bin Abdulkarim Al-Khuraiji) をお迎えし、厳選された来賓の前で、日本の伝統芸能の美と力が凝縮された舞台が繰り広げられました。
また、音間大誠氏・石井ひかる氏による和太鼓、二代目佐々木光儀氏による津軽三味線の演奏に加え、サウジアラビアの伝統舞踊サムリ(Samri)とのコラボレーションも行われ、日本とサウジの芸能が響き合う特別な演出となりました。日サ双方の文化要素が共演することで、来場者からは新鮮な驚きと大きな共感が寄せられました。
主立った出席者は以下のとおりです。
-
ワリード・アル=ホレイジー・サウジ外務副大臣(主賓)
-
ヌーラ・ビント・ムハンマド・アール・アブドゥラ・アル=ファイサル王女(アル・ナフダ慈善協会遺産芸術センター CEO)
-
ルルワ・ナワーフ・アール・サウード王女(マワッダ協会 会長)
-
アブドゥッラー・ファハド・ビン・ザラア外務省経済・開発担当次官
-
ムハンマド・アル=ロバイヤーン通信・情報技術省 技術担当次官
-
ラーカン・タラブゾーニ経済企画省 国際担当次官
本公演全編映像はこちらから。
