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大使館のハイライト 2008年

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アブドルラフマン・アリ・アル=ジュレイシー日本・サウジアラビア・ビジネスカウンシル共同議長への旭日重光章叙勲について

11月12日、中村滋駐サウジアラビア大使は、日本国政府を代表し、アブドルラフマン・アリ・アル=ジュレイシー日本・サウジアラビア・ビジネスカウンシル共同議長(元サウジ商工会議所連盟会頭)に旭日重光章を叙勲しました。
近年、日サウジ関係は劇的な進展を見せておりますが、その中で、ジュレイシー共同議長の果たされてきた役割は一際大きく、ビジネスカウンシル議長として、日本企業のサウジ進出支援、投資環境整備、二国間事業への協力等、日本とサウジの間の経済交流に尽力されてきました。

叙勲を受けるジュレイシー議長
叙勲を受けるジュレイシー議長

第6回日本・アラブ対話フォーラムの開催(於:リヤド)(2008年11月4日)

11月4日、リヤド(サウジアラビア)において、日本とアラブ諸国有識者との対話の場として日本、サウジおよびエジプトの間で2003年に設立された日本・アラブ対話フォーラムの第6回会合(サウジ側諮問評議会主催)が開催されました。日本側から中山太郎元外務大臣(団長)ら3名、サウジ側からサダカ・ファーディル諮問評議会外交委員会委員長ら5名、またエジプト側からセラゲッディーン・アレキサンドリア図書館長ら6名が参加、政治、経済、文化の各分野において自由で忌憚のない意見交換が行われました。

ホメイド諮問評議会議長への表敬(出典:サウジ国営通信) 開会式の模様 セッションの模様
ホメイド諮問評議会議長への表敬(出典:サウジ国営通信) 開会式の模様 セッションの模様

橋本聖子・外務副大臣のサウジアラビア訪問

橋本聖子・外務副大臣は、10月17日から18日にかけてサウジアラビア(リヤド)を訪問されました。サウジアラビアへの今回の訪問は、橋本副大臣にとって就任後初めての外国訪問でした。橋本副大臣は重層的な日サウジ関係を強化する観点から、滞在中は、アブドッラー国王に謁見するとともに、ゴサイビ経済企画大臣、スワィエル・キングアブドルアジーズ科学技術都市(KACST)総裁、トルキー外務副大臣、アブドルアジズ石油鉱物省副大臣(殿下)とも会談し、二国間関係や地域・国際情勢等に関する幅広い意見交換を行いました。

アブドッラー国王に謁見する橋本聖子外務副大臣(出典)サウジ国営通信
アブドッラー国王に謁見する橋本聖子外務副大臣
(出典)サウジ国営通信

日本サウジアラビア航空協定署名式(08年8月18日)

2008年8月18日(月)、ジッダにあるサウジ民間航空機構(GACA)キングアブドゥルアジズ国際空港事務所にて、日本サウジ航空協定署名式が実施されました。
署名式には、日本側より中村大使、石榑ジッダ総領事らが出席し、サウジ側より民間航空機構ラヒミ総裁らが出席しました。ラヒミ総裁からは、サウジの航空会社による日本便就航へ向けた意気込みが、中村大使からは、本協定締結を契機にした二国間のさまざまな分野での交流促進に向けた意気込みが表明されました。交渉の経緯と協定の概要は外務省ホームページをご覧ください。

署名者左:中村大使、署名者右:ラヒミ総裁
署名者左:中村大使、署名者右:ラヒミ総裁

甘利経済産業大臣のサウジ訪問及びジッダエネルギー会合への参加

6月22日~23日にかけて、甘利経済産業大臣がサウジ(ジッダ)を訪問されました。滞在中は、アブドッラー国王の呼びかけにより開催されたジッダエネルギー会合(石油産消国会合)に参加し、昨今の高油価に対する産消両国による具体的な取組みの必要性等を訴えました。また、アブドッラー国王に謁見するとともに、ナイミ石油鉱物資源大臣とも会談し、エネルギー分野における協力等に関して意見交換を行いました。更に、サウジの産業分野における人材育成に寄与しているサウジ日本自動車高等技術研修所(SJAHI)を訪問し、サウジ人研修生と交流を深めました。

ジッダエネルギー会合に出席中の甘利経済産業大臣(出所:SPA) アブドッラー国王に謁見する甘利経済産業大臣(出所:SPA) サウジ日本自動車技術高等研修所(SJAHI)を視察する甘利経済産業大臣
ジッダエネルギー会合に出席中の甘利経済産業大臣(出所:SPA) アブドッラー国王に謁見する甘利経済産業大臣(出所:SPA) サウジ日本自動車技術高等研修所(SJAHI)を視察する甘利経済産業大臣

奥田総理大臣特使のサウジ訪問

5月17日~19日にかけて、奥田碩総理大臣特使(日本経団連名誉会長、トヨタ自動車相談役)がサウジ(リヤド)を訪問されました。奥田特使は、重層的な日サウジ関係を構築していく観点から、国王はじめサウジ王族・政府要人と政治、経済、文化等多岐に渡る幅広い意見交換を行いました。滞在中は、アブドッラー国王、サルマン殿下(リヤド州知事)に謁見すると共に、サウード殿下(外相)、ゴサイビ経済企画大臣、マトハミー国務大臣(商工業大臣代理)、ナフィーサ国務大臣(石油鉱物資源省代理)、アブドルアジズ殿下(同省副大臣)、ファイサル殿下(同省顧問)と会談を行いました。また、民間部門では、ワリード殿下(キングダムホールディング会長)、ファイサル殿下(サウジ・リサーチ・マーケティング・グループ総裁)等とも意見交換を行いました。また、奥田特使はプラスチック加工高等研修所も視察しました。

アブドッラー国王と会談する奥田総理特使(出所:SPA) サルマンリヤド州知事と会談する奥田総理特使(出所:SPA) プラスチック加工高等研修所(HIPF)を視察する奥田総理特使(出所:リヤド紙)
アブドッラー国王と会談する奥田総理特使(出所:SPA) サルマンリヤド州知事と会談する奥田総理特使(出所:SPA) プラスチック加工高等研修所(HIPF)を視察する奥田総理特使(出所:リヤド紙)

第一回子供文化フェアへの参加

2008年5月3日(土)夜、マダニ文化・情報大臣はキング・ファハド文化センターにおいて「第一回子供文化フェア」の開会を宣言し、当地の子供たちによる演劇に引き続き、開会式が行われました。本件は、子供を対象とした当国では初めての試みとなる文化・教育啓発イベントであり、会場内では、湾岸・アラブ諸国の出版社による児童書の展示・販売の他、同省主催による図画工作を含む各種子供向けワークショップが実施され、同時に子供向けアニメも上映されました。当館は外国文化紹介コーナーとして本件に特別に参加し、折り紙や書道のデモンストレーションを行うことで、当地の子供達に楽しみながら実際に日本文化の一端に触れてもらう機会を提供しました。またアニメ上映では、盲目の少年が三味線を通じ自らの人生を切り拓いていく日本のアニメ『仁太坊』(英語字幕)が外国アニメとして上映され、観客の関心を集めました。

女子児童に折り紙を教える夫人 日本人学校教諭による書道デモンストレーション けんだま、うまくできるかな? 見学者が絶えない日本ブース前
女子児童に折り紙を教える夫人 日本人学校教諭による書道デモンストレーション けんだま、うまくできるかな? 見学者が絶えない日本ブース前

渡海・文部科学大臣のサウジ訪問

2008年5月2日(金)夜、渡海紀三朗・文部科学大臣はリヤドに到着し、ナフィーサ国務大臣(高等教育担当)の出迎えを受けました。翌3日(土)、渡海大臣は4カ所の学術関係省庁・機関を訪問しました。まず教育省にてアブドッラー教育副大臣(殿下)と日・サウジ間の教育分野での協力を中心に会談しました。続いて高等教育省ではナフィーサ国務大臣(高等教育担当)と会談し、サウジ政府奨学制度によるサウジ人留学生の対日派遣、学術・研究交流などについて協議しました。次にKACST(キング・アブドゥルアジーズ科学技術都市)では、総裁は海外出張の為ラシード副総裁と会談し、科学技術分野で日本とサウジの更なる協力体制について検討されました。最後にKSU(キング・サウード大学)を訪問し、オスマン学長による出迎え及び案内により、同大学キャンパスを視察、日本語学科のある言語翻訳学部棟にて、同学科生との懇談を交え、両国間の高等教育分野における様々な交流・協力提携に関する幅広い意見交換がなされました。また、その後行われた同大学内でのナフィーサ国務大臣主催の昼食会では、サウジの文化や日本の近代史における教育の重要性等、多岐に亘る話題を交え和やかな雰囲気で行われました。

教育省にてアブドッラー教育副大臣(殿下)と KACSTにてラシード副総裁と キング・サウード大学学生らと キング・サウード大学構内を視察する渡海大臣
教育省にてアブドッラー教育副大臣(殿下)と KACSTにてラシード副総裁と キング・サウード大学学生らと キング・サウード大学構内を視察する渡海大臣

国際交流基金派遣・女性巡回セミナーの開催

2008年3月30日(日)から4月1日、日本と中東、特に湾岸地域間の知的対話を促進することを目的に、国際交流基金派遣の女性巡回セミナー団が当地を来訪しました。本巡回セミナー団は、目黒依子教授(上智大学)、中西久枝教授(名古屋大学大学院)及び権丈英子准教授(亜細亜大学)からなり、4月1日には当地キング・ファイサル研究センターの協力を得、同所セミナールームにて「現代世界で女性が働くこと」をテーマとした公開セミナーを開催、当地女性ら約80名が参加し、活発な質疑応答が行われました。
また巡回セミナー団は、当地各所(公務員養成研修所女性部、サウジ国民人権協会本部、サウジ商工会議所女性部、キング・サウード大学女子部社会学部教授)を訪ね、本訪問のテーマを含む現代社会が抱えるそれぞれの社会事情・問題につき活発な意見交換を行いました。

サウジ国民人権協会にて セミナーの模様
サウジ国民人権協会にて セミナーの模様

日サ青年交流プログラム・日本派遣団のサウジ訪問

3月28日(金)、当館は、日・サウジ青年交流プログラムの日本側派遣団一行を当地にて迎え、歓迎会を開催いたしました。本件は、将来を担う日本とサウジの青年層における交流の活発化および両国間の関係強化を目指すため、日本外務省とサウジ青年福祉庁が主催し、1999年よりほぼ毎年、両国よりそれぞれ10名程度の青年が両国を訪問し合うものです。本年は日本より学生を中心とする4名の派遣団が当地を訪れ、首都リヤドに到着後、ダンマーンなど当国の主要都市にて行政・学術機関等を巡り、当地の一般の人々との交流も深めつつ、10日程度の滞在を終え、ジッダより日本へと帰国しました。本歓迎会にはサウジ側青年福祉庁職員でかつ先般の派遣団でサウジ代表として訪日した元団員などが列席しました。

日本側派遣団と青年福祉庁職員、当館館員による記念撮影
日本側派遣団と青年福祉庁職員、当館館員による記念撮影

第7回ジャパン・カップの開催

3月28日(金)、リヤド郊外(ジャナドリーヤ)のアブドゥルアジーズ初代国王競馬場にて、第7回ジャパン・カップが開催されました。本件はリヤド馬事クラブが1999年に日本中央競馬会(JRA)に対し日本レースへカップを提供したことに始まった両国交換カップで、サウジ側開催のカップとしては、リヤドにおける競馬シーズン最終日を飾る一大イベントです。ジャパン・カップは、マグレブの祈りを挟み午後6時過ぎにスタートし、瀬藤JRA理事より優勝者と騎手に優勝カップが贈呈されました。当地在留邦人や外交団の家族が招待され、和やかな雰囲気の中、ジャパン・カップは盛況の内に幕を閉じました。

ジャパン・カップの優勝カップ 左から中村大使、瀬藤JRA理事、ズネイディ・リヤド馬事クラブ事務局長 第7回ジャパン・カップの模様
ジャパン・カップの優勝カップ 左から中村大使、瀬藤JRA理事、ズネイディ・リヤド馬事クラブ事務局長 第7回ジャパン・カップの模様

第6回日本とイスラム諸国との文明間対話の開催

3月23日から25日の3日間、リヤドのインターコンチネンタル・ホテルにて、日・サウジ外務省共催による「第6回日本とイスラム諸国との文明間対話セミナー」が開催されました。この対話セミナーは、2001年に河野外相(当時)が提唱したことを受け、2002年に第一回会合がバハレーンで、続いて東京、イラン、チュニジア、東京と回を重ね、今回で6回目を迎えました。23日の開会式には宇野治・外務大臣政務官が出席し、サウード外相名代のマダニ国務大臣(外務担当)と共に開会スピーチを行いました。

開会式を司会するマダニ大臣(左は宇野大臣政務官) 開会挨拶する宇野大臣政務官 第1セッションを司会する板垣教授 アブドッラー国王への謁見
開会式を司会するマダニ大臣(左は宇野大臣政務官) 開会挨拶する宇野大臣政務官 第1セッションを司会する板垣教授 アブドッラー国王への謁見(SPA)

翌24日と25日の2日間は、我が国から板垣雄三・東京名誉大学教授をはじめとする13名の有識者と5名の学生、またイスラム世界側からは中東、アフリカ、アジア、欧州等約30ヶ国から有識者(日・イスラム双方の参加者総計は約110名)が参加しました。出席者は、総合テーマ「文化と宗教の尊重」の下、「グローバル化する世界の中の宗教」「教育と宗教の尊重」「マスメディアと宗教の尊重」「様々な社会における人々の共通の価値観」といったテーマについて議論を行い、議論の中身は、コミュニケ(有識者の提言)として公表されました。このような文書が作成されたのは、今回が初めてです。また、今回の対話セミナーでは、日・サウジ両国の学生が相互理解を深めるための議論を行った点でも画期的なものとなりました。

24日、今回の対話セミナーの参加者全員はアブドッラー国王に閲見しました。同国王は、今回のような対話セミナーを含め文明間の対話が進められていることを賞賛しましたが、さらに、同国王が自身のバチカン訪問に触れつつ、必要とあれば国連の支援を得ながら、「ユダヤ・キリスト・イスラム3大宗教間の対話」を提唱したことは、国内外の注目を集めることとなりました。


プラスチック加工高等研修所(Higher Institute for Plastics Fabrication)開所式(08年3月)

2008年3月15日 (土)、リヤドにあるプラスチック加工高等研修所(HIPF)にて、開所式が実施されました。HIPFは、サウジにおけるプラスチック加工産業が必要とするオペレーターを育成する職業訓練施設で、サウジにおける日本との合弁の民間企業(SHARQ)と同政府の協力により、07年9月8日に開校しました。
この施設への日本人専門家の派遣に関しては、日本政府も、日本・サウジの経済協力の一環として協力しています。
開所式には、当館より中村大使らが、サウジ側よりサルマン・リヤド州知事、ゴサイビ労働大臣、ナイミ石油大臣、ゴサイビ経済企画大臣、アッカース社会問題大臣らが参列し、サルマン・リヤド州知事による施設視察、除幕式、スピーチに続き、グファイス技術職業訓練公社(TVTC)総裁による施設紹介が行われ、設立の沿革から専門家の派遣も含めて日本の協力に対する感謝の意が述べられるとともに、サウディ石油化学(株)永井社長が功労者の一人として表彰されました。

HIPFに対しては今後JICAより専門家2名が派遣されることになっています。

中央:サルマンリヤド州知事、右:中村大使、左:ゴサイビ労働大臣  
中央:サルマンリヤド州知事、右:中村大使、左:ゴサイビ労働大臣    

リヤド国際ブックフェア2008及びジャパン・デーの開催

2008年3月4日、マダニ文化・情報大臣はアブドッラー国王の名代として、リヤド国際ブックフェア2008の開会式を行いました。本年は外国勢の招待枠が導入され、我が国が初めての「特別ゲスト国」として招待されました。当日は日本から山本忠通・外務省広報文化部長が挨拶を行い、中村滋日本大使やスベイエル同省次官等が列席する中、盛大に開会式が執り行われました。その後、マダニ大臣及び山本部長は大勢のメディアが取材する中、ブックフェア会場内を視察の上、日本ブースを開所すべくテープカットを行いました。

開会挨拶をするマダニ文化・情報大臣 挨拶をする山本忠通・外務省広文部長 日本ブースにてテープカットを行う山本部長とマダニ大臣 山本広文部長、中村大使夫妻、講師各位
開会挨拶をするマダニ文化・情報大臣 挨拶をする山本忠通・外務省広文部長 日本ブースにてテープカットを行う山本部長とマダニ大臣 山本広文部長、中村大使夫妻、講師各位

翌5日から7日の3日間は「ジャパン・デー」と銘打たれ、文化・情報省より招聘された日本からのゲスト講演者として、本田孝一氏(アラビア書道家、大東文化大学教授)、山岡幸一氏(日本アラビア書道協会事務局長)、塩尻宏氏(前駐リビア大使)、阿曽村智子氏(学習院女子大学講師)、櫻井孝昌氏(アニメ・プロデューサ)が講演を行いました。また、本田氏におかれては、専用ブースにてアラビア書道デモンストレーションを行い、来場者の注目を大いに集めていました。

専用ブースにてアラビア書道デモンストレーションを行う本田氏 塩尻氏の講演風景 阿曽村氏 アニメ等の質問をする来場者に取り囲まれる櫻井氏
専用ブースにてアラビア書道デモンストレーションを行う本田氏 塩尻氏の講演風景 阿曽村氏 アニメ等の質問をする来場者に取り囲まれる櫻井氏

なお、日本デー終了後の3月8日から14日までの会期中は、当館館員夫人及びキング・サウード大学日本語学科の学生有志の協力により、日本ブース等にて我が国文化を紹介する様々な文化行事が行われ、来場した多くの人々が日本ブースを訪問、文化行事に参加しました。

日本ブースの様子1 日本ブースの様子2
日本ブースの様子1 日本ブースの様子2