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日本・サウジ外交関係樹立50周年記念事業

2005年は、日本とサウジアラビアが1955年に外交関係を樹立して以来、50年となる記念すべき年でした。この半世紀間、両国は様々な形で政治的、経済的、文化的な結びつきを深めてきました。両国政府は50周年となった昨年、年間を通じて様々な記念行事を両国内で実施し、これら行事を通じて両国間の友好関係を一層深めることができました。サウジアラビアにおいては、国際交流基金、JETRO、JICA、その他日本の諸団体、更にはサウジ側諸機関からの支援を得つつ、以下のような行事を実施することができました。

50周年記念行事

1月 高等教育セミナー(於リヤド及びジッダ、キングファイサル研究センター等との共催)
3月 生け花デモンストレーション(於リヤド、国際交流基金による専門家派遣、ナハダ慈善協会との共催)
3月 日サウジ青年交流(於リヤド他、青年福祉庁との共催)
4月 競馬ジャパンカップ(於リヤド、リヤド馬事クラブ主催)
4月 日本の版画展(於リヤド、国際交流基金による巡回展示会、国立博物館との共催)
5月 全国空手大会(於リヤド、ジッダ、ダンマン、アブハ、国際交流基金による専門家派遣、サウジ空手連盟との共催)
9月 第3回 中東文化交流・対話ミッションのサウジアラビア訪問(於リヤド、キングファイサル・イスラム研究センターとの共催)
11月 ジャパン・インダストリー2005(於リヤド、JETROによる日本関連展示会。和楽器演奏集団「独楽(こま)」の音楽パフォーマンスも行われた。)
11月 第2回 日本語弁論大会(於リヤド、キングサウド大学日本語学科との共催)
12月 日サウジ青年交流(於リヤド他、青年福祉庁との共催)

日サ外交関係樹立50周年記念事業

1. 高等教育セミナー(1月29日)

1月29日、キングファイサル・イスラム研究所(リヤド)に於いて、広島大学高等教育研究開発センターの大場淳助教授を講師として、日本の高等教育に関するセミナーが開催されました。セミナーにはサウジの教育関係者ら数十人が出席し、戦後日本が行ってきた高等教育制度に係る歴史・問題点等に熱心に耳を傾けました。

2. 生け花デモンストレーション(3月16日)

3月16日、ナフダ女性慈善協会(リヤド)に於いて、当館と同協会の共催で、小原流華道家による生け花デモンストレーションが開催されました。女性を対象にした本イベントでは、齋藤大使夫人とタハニ妃(ナフダ協会副会長)の挨拶に続き、原豊喜先生が1時間半に渡り10作品以上を披露しました。会場には王族をはじめ、各分野で活躍するサウジ人女性が200人以上集まり、日本の生け花の美しさ、奥深さを堪能しました。

3. 競馬「ジャパンカップ」(4月1日)

4月1日、リヤド郊外のキングアブドルアジズ競馬場にて、「第四回ジャパンカップ」が開催されました。「ジャパンカップ」は1999年に東京競馬場でサウジアラビア・ロイヤルカップ東京ハイジャンプ競走が行われたことに端を発したもので、2002年以降は両国において毎年記念優勝杯の交換が行われています。今年については、同レースは50周年記念事業としても位置付けられ、サウジ人、外交団、在留邦人の方々等150名程の参加を得ました。また、優勝杯は河井克行外務大臣政務官によって授与されました。

4. 日本の版画1950-1990展(4月16日~26日)

4月16日、国立博物館特設ホール(リヤド)に於いて、当館と考古学・博物館庁の共催で、日本の版画1950-1990展のオープニングセレモニーが開催されました。会場では棟方志功、池田満寿夫、横尾忠則等、国際的に活躍する日本人作家の作品約70点(木版画、石版画、シルクスクリーン等)が展示され、式典では齋藤大使とアル=ムクリン殿下(リヤド市長)がテープカットを行いました。式典には、サウジ人、外交団、在留邦人の方々等約200人が集まり、芸術性の高い展示作品を鑑賞しました。

5. 空手専門家派遣

5月18日及び19日、リヤド市郊外のアル=ヒラール・スポーツクラブにて当館とサウジアラビア空手連盟との共催で、「青年福祉庁杯全国空手大会(18歳以上)」が開催されました。同大会では日本からの空手家4名(山本英雄団長:松涛館五段、全日本空手連盟強化コーチ、山田繁樹氏:剛柔流六段、神奈川県空手道連盟常任理事、安住敏克氏:松涛館五段、宮城県高体連空手道専門部審判長、信川貴洋氏:糸東流五段、神戸第一高等学校空手道部顧)が各流派の形・組手演武及び板割パフォーマンスを披露致しました。

会場には青年福祉庁、空手連盟、全国の空手指導者等関係者、観客等400名以上が集まり、2日間で300名以上の選手による形・組手の競技を観戦すると共に、空手専門家の質の高いパフォーマンスを堪能していました。

また、5月17日には空手家4名によるサウジ人空手コーチ等に対する空手指導も行われました。





6. 第3回 中東文化交流・対話ミッションのサウジアラビア訪問

9月19日、上記ミッションのサウジアラビア訪問が実現し、日サウジ両国の知識人によるフォーラムが開催されました。
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7. ジャパン・インダストリー2005及び和楽器演奏集団「独楽(こま)」の公演

11月27日から12月1日迄の日程でリヤドExhibition Centerにおいてジェトロ主催「ジャパン・インダストリー2005」が開催されました。日本からはメーカー、エンジニアリング会社等36団体が参加し、サウジ人とのビジネスを積極的に推進しました。開会式にはサルマン・リヤド州知事の名代としてアッヤーフ・アル=ムクリン殿下(リヤド州長官)が参加し、渡辺ジェトロ理事長及び齋藤在サウジ日本国大使と共にテープカットを行いました。開催期間中は和楽器演奏集団「独楽(こま)」の公演やソニーのロボットQRIOによるパフォーマンス等が継続的に行われ、会場は大いに盛り上がりました。特に「独楽(こま)」のパフォーマンス(計8回実施)については毎回サウジ人に大人気であり、多くの聴衆が日本の伝統楽器である太鼓の迫力に圧倒され、優雅な笛の音に聞き入っていました。延べ入場者数は最終的に4万2千人以上に達し大成功を収めました。

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