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日本とサウジアラビア:歴史と今

日本は1953年9月、サウジアラビア政府に対して外交関係開設を申し入れました。これに対しサウジアラビア政府よりは、1955年6月、在エジプト大使館を通じ外交関係開設に同意する旨の回答があり、これを以て日本・サウジアラビア間に外交関係が正式に樹立されました。その後、サウジアラビア政府は1958年に在日大使館を、日本政府は1960年ジッダに大使館を開設して今に至っています(日本大使館はその後1984年リヤドに移転)。
両国の関係は、日本の皇室とサウード王家による相互訪問を通じても強化されています。1981年に当時の皇太子・同妃両殿下(現天皇・皇后両陛下)が、また、1994年には現皇太子・同妃両殿下がそれぞれサウジアラビアをご訪問されています。一方、サウジ側からは、1960年にスルタン殿下(当時交通通信大臣、現国防航空相兼第二副首相)が王族として初めて来日したのを皮切りに、1971年には第3代ファイサル国王の日本訪問が実現しました。また、1998年にはサルマン殿下(リヤド州知事)及びアブドッラー皇太子殿下がそれぞれ日本を訪問しています。

また、政府間では以下のような取り組みが行われてきています。

  1. 「21世紀に向けた包括的なパートナーシップ」と「日サウジアラビア協力アジェンダ」
    橋本総理(当時)は1997年にサウジアラビアを訪問した際、「政治」、「経済」、「新しい分野(・人造り、・環境、・医療・科学技術、・文化・スポーツ、・投資・合弁)」の三本柱からなる多角的な二国間関係を構築することを提唱しました。また、1998年のアブドッラー皇太子訪日時には、両国がこのような関係構築に向けて具体的に行動に移すための指標として、「日サ協力アジェンダ」がまとめられました。
  2. 「河野イニシアティブ」(通称)
    河野外務大臣(当時)は2001年にサウジアラビアを含む湾岸諸国を訪問した際、・イスラム世界との文明対話の促進、・水資源開発、・幅広い政策対話の促進、を中心に関係強化を図ることを表明しました。その後、イスラム世界との文明間対話は、年約1回のペースで継続されてきています。
  3. 「日アラブ対話フォーラム」
    小泉総理は2003年にサウジアラビアを訪問した際、エジプトを含めた3か国首脳との間で結成を呼びかけ賛同を得ました。その後、東京、アレキサンドリア、リヤドとこれまで3回会合が開かれ(日本側座長は橋本元総理。サウジ側からはサウード外相、ゴサイビ経済企画相等が出席)、2006年中には東京で第4回会合が開催される予定です。
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